書類をデータ化してペーパーレス!OCR付属スキャナーの種類と用途を紹介

スキャナーは、紙書類や写真を取り込むための機器で仕事以外にも趣味で利用されている方も多いのではないでしょうか。最近では、家庭用複合機が安価で登場していて身近なものになりました。また、スマホアプリなども登場し手軽に利用できます。そんなスキャナーですがさまざまなタイプがあるため、選択に迷うことも。本記事では、スキャナーの種類やOCRを使用した文字のデータ化を含め用途別の選び方について紹介します。

目次

スキャナーとは?

スキャナーは、紙の書類や写真を読み込んでデジタルデータにし、保存したりパソコンで編集したりできるようにする機器です。一昔前までは、単体で機器を買う必要がありサイズも用紙幅は必要で価格もそこそこしていました。技術の発展により、現在は家庭用複合機に搭載されているなど身近なものになっています。

書類をスキャンして文字をテキストデータにするにはOCRが必要!
OCRは光学文字認識(Optical Character Reader)の略。読み取った画像内の文字を解析して、パソコンなどで編集できるようにデータ化する仕組みです。

スキャナーのタイプと選び方

スキャナーにはさまざまな種類があり、それぞれ特徴があります。ここからは、スキャナーの種類と特徴を踏まえた用途について紹介します。

フラッドベッドスキャナー

ガラス面に読み取りたい原稿を1枚ずつセットして利用するタイプのスキャナー。家庭用や業務用複合機でもなじみのあるタイプです。名刺サイズの小さい原稿やシワのある紙も比較的キレイに読み取ってくれます。また、多少厚みのある本も読み取ることができます。

一般的な書類やサイズの違うさまざまな書類を読み取るのに適していて、高い解像度で読取りができる機種もあるので使い勝手の良いスキャナーです。

ドキュメントスキャナー(シートフィードスキャナー)

ドキュメントスキャナーは本などは読込ができませんが、文書のスキャンに特化して複数枚の書類を一度に読み取れる原稿送り機能が付いています。

名刺専用のスキャナーもこの種類にあたり、整理に役立てることが可能です。A3対応のドキュメントスキャナーもありますが、フラッドベッドタイプ同様に用紙サイズに合わせた大きさになるため場所をとることも。業務用複合機では、シートフィードスキャナーや両面の読取りに対応しているものもあるので、大量の書類を電子化するのに適しています。

スタンドスキャナー(オーバーヘッドスキャナー)

電気スタンドのような形をしているスタンドスキャナーは、原稿を上から読み取るタイプのスキャナーです。原稿から距離があっても読取りが可能なため、A3など大きなサイズの書類にも対応しています。

解像度はあまり高くありませんが、厚い本やファイリングされている書類も切り離すことなく読み取れるのが特徴です。フラッドベッドスキャナーでは本の綴じ部分が影になることがありますが、スタンドスキャナーでは読み取り時に影になりにくく広げすぎて本を傷めないようにデータ化することが可能です。

ハンディスキャナー

コンパクトで持ち運びもしやすいタイプのハンディスキャナーは、バーのような本体を動かして1枚ずつ原稿を読み取るものや1行ずつ読み取るペンタイプなどがあります。文字を読み取ることを目的としたものが多く、解像度は低めです。

バッテリーで動くものやメモリカードで記録するタイプもあるので、Wi-Fiの接続されていない外出先でも利用できます。名刺や領収書、新聞の記事といった狭い範囲をスキャンするのに便利です。

フィルムスキャナー

フィルムスキャナーは、ネガフィルムやポジフィルムをデジタルデータ化するために使用します。写真からのスキャンよりも高画質な画像で取り込めるため、高品質な印刷物を必要にしている方やデザイナーの方が所有していることも多いようです。ほとんどの場合OCRは別なので、フィルム内の文字をデータ化したい場合は注意しましょう。

現像の必要がないため、昔撮った写真のフィルムを直接データ化できます。過去の写真フィルムがたくさんあり、データ化して保存したいという方におススメです。ただし機器が高価なものも多いため、利用頻度なども加味して選ぶようにしましょう。

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文書のデータ化には注意

フィルムスキャナー以外は、ほとんど文書のスキャンにも対応していて文字の抽出が可能としている機器も多いでしょう。しかし、同梱されているOCRの性能が思ったほどではない場合もあります。その場合は、他のソフトウェアを使用するのが良いかもしれません。特に現在主流になりつつあるAI OCRは、手書き文字の読み取りにも対応ています。

まとめてスキャンした文書はデータ化専用ソフトにおまかせ!

社内文書や大量のデータを扱う場合は、やはり専用ソフトをおススメします。特にOCRを初めて検討する方や少ない予算で始めたい方はAI JIMY Paperbotが◎手書き文字にも対応できるAI OCRを使用しているうえに、出力結果を別ファイルやソフトへ自動入力ができるRPAも実装しています。無料トライアルも行っているので、気になる方は試してみてはいかがでしょうか。

参照サイトhttpsaijimycom

まとめ

スキャナーの種類と特徴、用途を紹介しました。データ化した書類によって選びたい機器は変わってきますが、何により多く使用したいかがポイントです。社内の紙書類をデータ化するのにも、フラッドベッドスキャナーで間に合うこともあれば、シートフィードでないと間に合わないこともあるでしょう。またフィルムスキャナーは、一度データ化してしまったら必要ないかもしれません。フィルムのスキャンの場合は、写真店に相談するとデータ化できる場合もあります。それぞれの用途を考えて、スキャナーを選ぶようにしてみてください。

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