【2022最新】AI製品の活用事例紹介!

ここ数年で、AI技術が発展したことにより、さまざまな職場で利用されるシーンが出てきました。AIとはArtificial Intelligence(人工知能)の略です。カンタンに説明するとコンピューターに多くのデータを学習させて、人間が判断するような結果を出すようにしたシステムを言います。では、実際にどのような形でAIを使った事例があるのか紹介していきます。

目次

AI + チャットボット

AIチャットボットとは、人間同士で行うチャットベースの会話をロボットが代わりに自動で回答するツールです。AIチャットボットは、人口知能を使い人間が入力した言葉を分析するため、より正確な内容を回答します。

たとえば挨拶の場合、人間は「おはよう」「こんにちは」以外にも「おっす」「どーも」などの言葉も使います。AIチャットボットを使えば、さまざまな挨拶言葉に対してもAIで分析して適切に回答することが可能です。さらにAIチャットボットを使うことで、人間の手を介さなくても回答を自動化できます。

事例:アパレル製品のオンラインストアを利用するユーザ向けAIチャットボット

世界中の人々が利用するアパレル企業のユニクロでは、自社でオンラインストアを運営しています。オンラインストアで買い物するユーザは年々増えている状況です。オンラインストアで買い物するユーザをサポートするAIチャットボットサービス「UNIQLO IQ」を提供することによって、ストア側と買い物ユーザのコミュニケーションを自動化しました。

具体的には、買い物ユーザが「商品を探す」や「注文・キャンセル」など目的をUNIQLO IQへ伝えます。目的に応じて、UNIQLO IQが店員に代わりに接客いわゆる回答を行うことで、ユーザの買い物の一連の流れをサポートします。

結果的に、オンラインストアを利用するユーザの回答までの待ち時間といった負担を減らすことやストア側の問い合わせ対応が減ることによる作業工数削減が成功しました。

AI + カメラ

AIカメラとは、言葉のとおりAIが搭載されたカメラです。これまでのカメラは撮影した映像を見るのは人間でしたが、AIカメラでは、AIが映像を確認して解析をします。具体的な機能としては、顔認識によるオートフォーカスや露出調整・人の動きを追いかける機能を備えています。

事例:AIカメラ4万台設置による顔パス決済

東京駅周辺の丸の内地区では、AIカメラを設置することによる、顔パス決済が導入されている店があります。個人情報の保護や情報管理を今まで以上に徹底し、事前に同意を得た顧客に「顔パス」決済を行いました。さらに防犯・災害対応といった情報提供にも活かしています。1つの街全体に国内の民間企業がAI対応カメラを設置するのは初めてで、今後は他地域での導入を検討していく予定とのことです。

AI + OCR

AI OCRとは、書類を画像データにして取り込み、文字認識を行ってテキストデータとして文字起こしするための技術です。従来、紙の帳票に記載している情報をシステムに入力する作業は、人が紙の帳票を見ながら手作業で行われていました。しかしAI OCR使うことで、人の代わりに文字を読み取ることができます。RPAと併用すると、文字の読取から入力作業まで自動化を実現します。そのため、入力作業に追われていた人員の時間を削減することが可能です。

事例:注文書の内容を自動で読み取り、業務効率化

注文書の読み取りにAI OCRを活用すると、作業時間の削減が可能です。注文書は電話やFAXといったさまざまな方法で送られてきます。多くの企業は、注文書の内容を販売管理システムへ登録していくのではないでしょうか。この登録作業は、人の手で行われてきました。

AI OCRを導入すると注文書をPDFファイルへと変換し、ファイルをAI OCRで読み取りテキストデータとして文字起こしをします。AI OCRの導入と同時に入力作業の自動化まで行ったことで、ひと月あたり約33時間の時短を達成した企業もあります。

ただし、従来のAI OCRでデータ入力業務を完全自動化するためには、AI OCRとは別にRPAが必要になります。複数のツールを準備する必要があるため、費用が掛かりすぎて中小企業や現場にとって大きなハードルになっていました。

2022年7月にAI OCRとRPAがセットになった「AI JIMY Paperbot」が登場。スキャン機能やフォーマットごとの仕分け、AI OCRによる文字認識や認識結果の修正、データ出力はPDFやCSVに対応、システムへのデータ入力が可能なRPAなど多彩な機能が搭載されています。

つまり、お客様から届いた注文書や発注書のデータ入力全てを「AI JIMY Paperbot」を使って、自動化することが可能です。AI OCRエンジンは、世界最高水準レベルの認識精度を誇るLINE社のAI OCRエンジンを採用しており、文字認識精度が非常に高くなっています。

まとめ

AIは、さまざまな課題を解決する技術として各場面で活用されています。使い方次第で、これまで人の手だけでは難しかった製品やサービスの開発ができるようになり、私達の身の回りが便利になっていくはずです。人もAIもそれぞれ得意な分野が違います。得意な点で作業を分担することで、本来人の手が必要であった作業も成し遂げられるでしょう。これからもAIの活用に、ぜひ注目してみてはいかがでしょうか。

AI JIMY Paperbot Banner

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